さまざまな可能性との出会いを楽しみに、私たちとチャレンジしましょう。
総合基幹職
エキスパートを目指す。
2016年2月中途入社
大学院でシステム工学を専攻していた私は、新卒でタイヤメーカーに就職し、ゴム材料の配合開発に携わっていました。しかし、自分なりに配合を研究し、オリジナリティを追求したいという希望は叶わず、4年で退社。化学メーカーで有機合成に1年携わったのち、タイヤメーカーでは追求できなかった開発にもう一度チャレンジしたいという思いから、三菱電線工業へ転職しました。
念願叶い、現在は材料技術グループでゴム材料の配合開発に取り組んでいます。現在担当しているのは電磁弁に使用するパッキンなどのシール製品開発で、お客様からは「消耗品だからこそ長く使用できる製品がほしい」とのオーダーがありました。ゴムは、数種の薬品の組み合わせで構成されています。まずお客様が求める目標値を設定し、その特性を引き出すために様々な薬品の配合を繰り返していくのですが、ときには想像しなかった数値が生じることもあり、その度にワクワクしますね。
三菱電線工業はお取引先社数が多く、ときには業界のトップ企業とやりとりすることもあります。開発が進み、自分が中心となって材料を配合した製品がリリースされると、産業界の一端を支えているという誇らしい気持ちになりますね。しかし、大企業になるほど要求レベルは高まり、開発のスピード感も大きな勝負どころとなります。そのため、自分の担当材料エリアであればできるだけレスポンスを早くし、常に一歩先を目指せるよう心がけています。
転職して7年目、今まで当社のコンセプトにはなかった、新たな製品開発プロジェクトが立ち上がり、その材料開発を私が担当することになりました。トライ&エラーを繰り返しながら配合サンプルを構築していくのは、厳しくもやりがいを感じる日々です。周りからの評価や新たな情報提供を受けながら、プロジェクトの一員として最高のものを生み出したいですね。