真空配管継手用 新型メタルシールを開発 — 高温・低温・腐食ガス環境で圧倒的なシール性能を実現
真空技術の進化に伴い、より高い信頼性と耐久性が求められる中、当社は真空配管継手(ISO-KFおよびNW継手:JIS B 8365およびISO 2861に規定)用に、SUS316L製メタルシール(以下「本製品」)を開発しました。
近年、真空環境を必要とする産業は、研究開発設備、医薬・バイオ、食品加工、精密機器など多岐にわたります。こうした分野では、長期的な安定性と過酷な条件下での性能維持が重要です。
当社の新開発メタルシールは、以下の特長を備えています。
●高真空性能
ゴム系シールに比べ、ガス透過やアウトガスの影響を大幅に低減し、長期間にわたる真空保持を実現。
従来シール材のふっ素ゴムやパーフルオロエラストマーに比べ、優れた真空保持性能(1/100)を達成。
●広温度域での使用が可能(‐90℃~300℃)※1
ゴム材では困難な低温、特に高温環境下でも、シール性能を維持。熱処理や高温プロセスに最適。
●腐食性ガスへの優れた耐性
腐食性ガスを扱うプロセスでも劣化しにくく、メンテナンス頻度を低減。
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知的財産権
特許第6424124号取得
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今後の展開
当社は、真空配管の標準規格であるNWシリーズに対応するラインアップを拡充し、研究開発から製品・生産設備まで幅広いニーズに応えてまいります。
本製品は従来のふっ素系ゴムを使用していないため、PFASフリー製品です。また、JIS B 8365およびISO 2861に規定された市販の真空配管継手やフランジに適用可能であり、真空技術を必要とする産業全般に新たな価値を提供します。
※1:記載以外の温度域については、お問い合わせ下さい。また、サイズにつきましてもNW10~50は標準で取り揃えております。それ以外はお問い合わせ下さい。

