三菱電線工業株式会社

2011年10月7日
三菱電線工業株式会社

溶融型細径光ファイババンドルを開発

 三菱電線工業株式会社(社長:本間 久義、東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル)は、このほど端末部を溶融固化した光ファイババンドルを開発いたしました。
 当社では各種光源の光を伝送する光ファイババンドル製品の製造販売を行っております。光ファイババンドル製品では、一般にバンドルを構成する光ファイバの隙間に接着剤を充填して固化することで、端末部を作製しております。しかし、近年、従来よりも高いエネルギー、短い波長の光を伝送する用途が増えており、端末部に対しては、従来よりも信頼性の高い端面形成技術が求められております。
 そこで、当社は端末部に有機系接着剤を使用しないで、光ファイバ同士を溶融固化する溶融端末技術を開発しました。本技術は複数の光ファイバを石英ガラス製の細径キャピラリーに挿入し、キャピラリー全体を加熱して互いに溶融固化することで端末部を形成するものであり、その耐久性は石英光ファイバと同等に優れております。また溶融端末技術では、光ファイバ同士の隙間を極限まで削減できることから、多くの光ファイバを束ねることが可能となり、従来よりも単位面積当たりの光量をアップさせたり、端末部をテーパ状に延伸することにより、光を照射させるスポット径を任意のサイズに小さくさせた光ファイババンドル製品の製造が可能となります。今回開発した溶融型細径光ファイババンドルは、微細なレーザ加工や露光用、および医療分野での分析用途としての応用が期待されます。
1.主な開発品とその特徴
・溶融テーパ型光ファイババンドル
[特長]
 溶融一体化した端末部をテーパ状に延伸加工した光ファイババンドル
 任意なサイズの出射外径
[製作例]
 19芯溶融テーパ型光ファイババンドル  ファイバ径 125m / コア径 115m

            


            
                          (   )内は先端径

                    溶融テーパ部側面写真


                 

                   溶融テーパ部端面写真
2.お問合せ先
<本件に関するお問合せ先>
  三菱電線工業株式会社
   高機能品事業本部
   光部品事業部 営業部 TEL 03-3216-3947

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