NEWS RELEASE

三菱電線工業株式会社

2009年7月21日
 

新型部分放電測定器A006を販売開始

 
 三菱電線工業株式会社(社長:本間 久義、東京都千代田区丸の内3−4−1新国際ビル)は、このほど低周波法を用いた新型の部分放電測定器を開発し、販売を開始致しました。
 部分放電測定は電力ケーブルのみならず、回転機や変圧器等さまざまな機器の絶縁状態の試験に使用されて来ました。近年では電気自動車用のモータや絶縁フィルム等にも使用され、ますます重要性が高まっております。
 当社では30年余りに渡り部分放電測定器を製造販売してまいりましたが、今回、測定実績が豊富で、信頼性の高いQMシリーズの低周波式部分放電測定器の性能・機能をリファインした新型部分放電測定器A006を開発しました。今回開発した部分放電測定器A006は従来機種に比べ温度特性や出力の直線性等の性能を向上させ、さらに、PCとの連携を強化し、自動で測定データの取り込みや保存、VQグラフの作成が容易に行えるなどの機能をUPさせました。また、環境性も考慮し、低消費電力化も図りました。
 本測定器を使用することで、従来よりもさらに高精度でかつ簡易な部分放電の測定が可能となります。
1. 開発品の主な特長
(1)測定性能の向上
 本測定器は、低周波法(15kHz〜150kHz)を採用しており、発電機や変圧器、ケーブル等の分布定数供試体でも放電の発生位置による測定感度差の影響の少ない特長を持ちますが、今回、部分放電測定のオートゲインコントロール回路等を見直し、新設計することにより、従来機種に比べ大幅な温度特性の改善と、10pC以下と4000pC以上での出力の直線性の向上を達成し、より高精度な測定を可能としました。
(2)機能の向上
 オプションのインタフェースキットとV-Q測定ソフトウェアにより、PCでのデータ取込が容易に可能となりました。従来X-Yレコーダなどで描画していた、V-Q特性グラフをパソコンで描画し、最大放電電荷、放電開始電圧、放電消滅電圧の算出が自動的に行え、データの保存と印刷が容易に出来るようになりました。
 また、部分放電が発生する電圧位相の表示もパソコン上で描画、保存が可能となりました。
(3)低消費電力、小型軽量化
 環境性に配慮し、電源回路の効率化などにより消費電力は従来比約50%減の10VAとし、また、質量も約50%減、寸法も約40%減と小型軽量化を達成しました。
2.主な仕様




方式 パルス数制御法
減衰器 1/1,1/10,1/100
増幅度 約80dB,対数圧縮
指示計 5〜5000pC,対数目盛
指示計応答 累積発生頻度10,20,50,100,200,
500ppsの放電電荷を表示
記録計用出力 DC0〜1V(出力インピーダンス500Ω)
PC用出力 DC0〜1V(出力インピーダンス1kΩ)
モニタ用出力 2Vピーク値(出力インピーダンス500Ω)
セットノイズ 3pC以下
交流充電電流 200mA
通過帯域幅 15〜150kHz
検出部パルス分解能 約20μs




電圧計 15/30/50/100kV F.S. 2.5級
入力電圧 AC0〜100V
記録計用出力 DC0〜1V(出力インピーダンス500Ω)
PC用出力 DC0〜1V(出力インピーダンス1kΩ)
モニタ用出力 AC0〜1V(rms)
電源 AC100V,50/60Hz,約10VA
寸法・重量 430W×150H×250D(mm),約6kg
3.お問合せ先
(1)製品関係
電線システム部計測システム課 電話:048-532-2314
(2)報道関係
総務部 総務・広報G 電話:03-3216-1551

以 上

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