三菱電線工業

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三菱電線工業株式会社|新卒採用特設サイト

絶対的な技術力

挑むのは「宇宙」という過酷な環境。
限界を切り拓き、揺るぎない品質で、航空・宇宙開発の一端を支えてきました。

1世紀にわたる挑戦が築き上げた、比類なき技術力。
それが、私たち三菱電線工業の誇りです。

Recruiting Message 採用メッセージ

小惑星イトカワに着陸し、世界初のサンプル回収に成功した小惑星探査機「はやぶさ」。
その後継機として2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」。
JAXAと三菱重工が開発し、30回以上も打ち上げられている「H2Aロケット」。
日本初のジェット旅客機。

名前を聞いただけでワクワクするような
それらの航空・宇宙関連プロジェクト全てに、
私たち三菱電線工業は、精密部品供給という形で携わっています。

航空・宇宙という過酷な環境下で要求される「絶対的な信頼」に
応えるための「技術力」が、ここにはあります。

2017年、当社は設立100周年を迎えました。
それは、常に時代の最先端を見つめ、挑戦し続けてきた100年。
次なるステージへと進むために、新しい力を求めています。

飽くなき好奇心と挑戦心をお持ちの方、
私たちと一緒に、「絶対的な技術力」を探求していきませんか?

Business Field 事業紹介

創業以来、社会インフラに必要不可欠な製品開発に取り組んできた私たち。その技術を武器に、高機能シール部品、光応用製品、ネットワーク製品など幅広く手掛け、今では陸・空・宇宙と、あらゆる場面で私たちの技術が息づいています。ここでは、私たちのプロジェクトの一端を紹介していきます。

NHK総合TV「超絶 凄ワザ!」でホッピング世界記録にチャレンジ

空圧機器メーカーとタッグを組んで特殊なホッピングを作り、アメリカのプロホッピング選手ポゴ・フレッド氏に世界記録を出してもらおうという企画に挑戦。当社の空気圧専門のエンジニア5名がチームを結成し、ホッピング用のパッキン開発に取り組みました。制作期間はわずか1ヶ月半。エンジニアたちは日常の業務に加え、空圧機器メーカーと協力の元、ホッピングの改良のために何度も実験を繰り返しました。彼らが普段作っているパッキンとは、工業用の機械に使われているもの。機械が垂直に動くときに最も性能が出るよう緻密に計算されているのですが、ホッピングは人間の力で動くので、力の向きが必ずしも垂直とは限りません。実験中は予想を覆す数値が何度も出て、まさに苦労の連続。「超絶 凄ワザ!」の収録直前まで試行錯誤していましたが、チームワークを発揮しながらなんとか形にすることができ、収録は順調に進みました。結果的に世界記録には届かなかったものの、ポゴ氏の自己ベスト記録を更新。パッキンに代表されるシール製品は、一般的に知られた存在ではありませんが、機械や器具の性能を維持するためには大切な部品だということを、TVを通じてPRできたことが、エンジニアたちの達成感につながりました。

小惑星探査機「はやぶさ」にも搭載。高品質の「Oリング」を開発

Oリングとは、機械部品のひとつで、流体(液体・気体・プラズマ)等を密封するためのゴム製のシール製品。世界で初めて地球外の天体に着陸し、サンプル採集に成功した小惑星探査機「はやぶさ」にも、当社のOリングが使われています。「はやぶさ」は大気圏突入時には2万度もの熱にさらされ、地球に着地する際にも大きな衝撃を受けますが、高品質のOリングによって機器からの物質の漏れを防ぎ、過酷な状況からサンプルを守るという重要な役割を果たしたのです。世界初の快挙を成し遂げた「はやぶさ」に、技術力で貢献できたことは、当社にとって大きな意義がありました。2003年5月に打ち上げられた「はやぶさ」は、目標の小惑星「イトカワ」にて科学観測を実施し、2010年6月に地球へ無事帰還。当社は、「はやぶさ」プロジェクトサポートチームの一員として感謝状を受領しました。さらに、この実績により製品品質が認められ、2014年12月に打ち上げられた後継機「はやぶさ2」にも当社シール製品が多数採用。このように世の中で広く注目される製品開発に携わることができたことは、当社の技術者たちにとって大きなやりがいとなりました。

Staff Voice 社員紹介

入社早々に参加したプロジェクトで、
日々の成長が実感できました。

仕事風景
S・S
営業本部 東京営業第一部
2019年入社
法学部卒

幼い頃から飛行機や船といった大きな乗り物への憧れが強く、就活では航空関連に的を絞っていました。三菱電線工業は航空・宇宙分野での貢献や、半導体分野を下支えしており、こうした関わり方も魅力的だと思ったのが、入社の決め手です。 入社後は、箕島製作所へ配属となり、10名規模の新規プロジェクトに加わりました。樹脂製品の生産管理システムを構築し、生産計画の自動化とリアルタイムでの工程進捗管理をシステム上で可能にするというものです。右も左もわからなかった私は、ゴム製品・樹脂製品双方の製造現場に足を運び直にお話を伺うことで製造・工程管理の知見を深め、システムの最適化を試行錯誤する日々でした。製造・生産管理・情報システムという部署の垣根を越え皆で作り上げていく過程は新鮮で、日々成長している実感がありましたね。 3年間の箕島製作所勤務を経て、現在は営業統括部へ異動。製作所で培った経験により、製品の質、量、納期など製造現場の視点で俯瞰できるようになり、営業に取り組む上で大きく役立っています。ゆくゆくは海外勤務を経験し、世界最先端の半導体市場で自身を試しながら、多くの人とのネットワークを構築してみたいですね。

ゴムという未知の素材に携わって8年
いずれは特許を取りたい!

仕事風景
D・M
技術部
2013年入社
工学研究科 エネルギー化学専攻卒

シール製品に使われている材料、主にゴムの開発をしています。ひとくちにゴムといっても、それぞれ使われている薬品が異なり、特性もさまざま。特に当社の製品は工業用の機械に使われるので、マイナス何度といった極端に低い温度だったり、液体に浸かったままの状態だったり、使用される環境が特殊な場合が多いんです。薬品の配合を少しずつ変えた5~10種のゴムを作り、それらの環境に耐えられるかどうかの実験を重ね、理想の形を目指していきます。開発段階で作る試作は少量なので、実際に製造部で作ってみないと、材料の混ぜにくさなどわからない部分も出てくるんです。そうなると作り直し。地道な作業ではありますが、そこが面白いし、うまくいったときの喜びも大きいですね。
大学ではゴムに関わる勉強はしていないので、どんな材料で作られているか想像もつかない状態でスタートしましたが、周りのサポートもあり、着実に知識を身に付けることができているので、困るようなことはありません。現在は既存の製品の改良を担当していますが、ゆくゆくはイチから新しいゴム製品をつくってみたい。もっと経験を積んで、将来的には特許を取れるようなゴム製品を開発したいと考えています。

製品の品質そのものに直結する、
やりがいある仕事です。

仕事風景
M・Y
生産技術部製造技術グループ
2016年入社
工学研究科 機械工学専攻 修士課程

現在の仕事内容は、主に製品を自動で検査する自動検査機の調整です。最近では製品自体の成型から検査までを一つの設備で行う自働機の調整も行っています。設備の調整具合が製品の品質に直結するため、求められるレベルが高いです。しかし、達成できた時の効果は大きく、非常にやりがいを感じています。また、製品を作るといっても色々な要素があり、形を作る、バリをとる、粗す、接着するなど、幅広い設備に関わることができ、面白いです。特に繁忙の時期は、生産性向上のためにより自動化が求められることになり、新しい設備に携われる機会が多くなるため、刺激が多いです。
業務改善は、日々課題としてあがるものですので、これからもしっかりと推し進められるように取り組んでいきたいと思います。まだまだ私自身経験が浅いので、まずは実務能力を高めながら、自分ならではの強みを持てるようにしていきたいですね。

Ideal Candidate 求める人物像

「主体性」が技術力向上のカギを握る。
最先端分野のエンジニアとして活躍できるフィールドがここにあります。

私たち三菱電線工業は、1917年の設立以来100年にわたり、社会インフラを支える製品の開発・供給に取り組んできました。さらには環境の変化を読み、高機能シール部品や光ファイバ応用製品、LAN製品など、時代が求める最先端のモノづくりを通して比類無い技術力を蓄積しており、空気圧、半導体関係ではシェアNo.1のお客様に高い評価をいただいています。私たちはこれからも挑戦を続け、その信頼に技術的・品質的なサービスを加え、さらに幅広い産業の発展に貢献していきます。
当社には、「主体性を持って自ら動き、解決方法を見いだす」というポリシーが広く浸透しています。ときにはまわりの技術者を巻き込み、意見をしっかり聞く。ときにはコミュニケーションを深める中から糸口を見つける。そうした主体性を持った行動が、スピーディな開発や解決に反映されているのです。
何かにぶつかったとき、主体性をもって解決にあたることのできる、そんな行動力を持った方なら当社の仲間として大歓迎です。最先端技術を継承し、新たな分野へとチャレンジしながら、ぜひ当社で一流のエンジニアとして活躍してください。

Recruit Info 募集要項

採用対象者専攻学科が次のいずれかに該当する方
採用学部・学科[技術系] 機械、電気・情報、化学(有機・高分子)材料工学等
[事務系] 法学・政治系、経済・経営系、商学系、外国語系、文学系、国際系等
募集人数若干名
募集職種総合基幹職(正社員)
仕事内容 ■機械系専攻の方の仕事内容
製品設計、生産設備設計のうち、まずはいずれかのポジションでスキルを磨いていただきます。製品を設計し、それを生産するための設備をつくるという大きな流れに向き合い、機械系技術者として全体を把握しながらキャリアを積んでいくことになるでしょう。
製品設計
ゴムや樹脂を用いたシール設計や、光ファイバ部品の製品設計を担当します。
生産設備設計
生産ラインの設備や装置の自社設計、およびメンテナンスを担当します。
製造技術
製品の生産工程を検討し、量産するための生産体制を構築します。

■化学(有機)系専攻の方の仕事内容
研究開発、製品設計、製造技術のうち、まずはいずれかのポジションでスキルを磨いていただきます。それぞれのポジションが連携しているため、化学系技術者としてのキャリアを積むなかで、幅広いスキルが身につきます。
研究開発
ゴムや樹脂などの材料について研究開発を行います。
製品設計
ゴムや樹脂を用いたシール製品設計を担当します。
製造技術
製品の生産工程を検討し、量産するための生産体制を構築します。

■文系専攻の方の仕事内容
国内・海外営業
国内や海外のお客様に対する営業を担当します。
生産管理
工場において販売計画に沿って製品の生産計画を立て、過不足なく効率的に供給できるようにします。製品やものづくりを知り、原価意識などが身に付きます。
給与(新卒概算) 博士修了   月給267,100円
修士修了   月給245,000円
学部卒    月給230,000円
高専卒    月給215,000円
※2023年4月実績
諸手当時間外手当、休日出勤手当、家族手当、通勤手当、新婚者家賃補助 等
昇給年1回(4月)
賞与年2回(6月・12月)
勤務地 箕島製作所(和歌山県有田市)、尼崎事業所(兵庫県尼崎市)
※全国転勤あり
勤務時間8:00~16:45(事業所により異なる)
※所定労働時間:7時間45分
休日休暇年間121日(土・日曜日、夏季休、年末・年始休他)、有給休暇、半日有給休暇、慶弔特別休暇、療養休暇
保険雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
待遇・福利厚生・社内制度借上寮、借上社宅、昼食補助、慶弔・貸付制度、従業員預金、住宅財形貯蓄制度、ライフプラン支援制度 等
教育制度 新入社員研修、若手社員研修、中堅社員研修、階層別研修、昇格者研修、情報セキュリティ教育、TOEIC試験、社外研修派遣、通信教育 等
※指定資格取得奨励金あり
新入社員研修
入社前研修
11月から翌年2月にわたり、通信教育にて、ビジネス文書の書き方や会計知識入門など、社会人になるための基礎を学びます。
入社式
東京本社にて開催します。
入社後第1週
ビジネスマナー、業界知識、企業体制、コンプライアンス、経理・財務などについての基礎を学びます。
入社後第2週
兵庫県の尼崎事業所に在るR&Dセンターや開発・技術部にて、知的財産、特許、品質管理などについての基礎を学ぶと共に、安全体感教育を受講します(ホテル宿泊)。
4月中旬~6月末
和歌山県の箕島製作所にて、モノづくりの工程別実習に取り組みます。5月の中旬からは、製造現場における課題や改善案についてのロールプレイングなど、より実務に近いメニューが用意されています(箕島製作所近隣の家具付きマンスリーマンションに宿泊)。
7月1日
配属決定~OJT研修スタート

配属先では、年齢の近い先輩が研修講師となり、実際の業務に携わりながらOJT研修を進めていきます。OJT研修の期間は特に定めていませんが、早ければ12月あたりからOJTを離れ、独り立ちできるでしょう。
選考方法書類選考、適性検査、筆記試験、面接
提出書類エントリーシート・履歴書・成績証明書・卒業見込証明書
中途採用比率 正規雇用労働者の中途採用比率(%)
 2020年度 12%
 2021年度 53%
 2022年度 46%

※2024年3月25日公表
※労働施策総合推進法に基づき算出

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